恐れていたことが・・・・
いつかは起きるのではないかと恐れていたことが、ついに起きてしまいました。
わざわざ言うまでもありませんが、高齢になると、筋力低下やバランス能力の衰退などで、転びやすくなります。
転ぶと手足の骨折や頭部外傷につながり、寝たきりにもなりやすくなります。
その上アルツハイマー型認知症の患者は、運動障害があり、スムーズな歩行が難しいのです。
自慢じゃありませんけど、私の妻はその優秀な模範例です。
常日頃から、いつかは転ぶのではないかと危惧していました。それで人の目も気にせず、買い物と運動で外出するときは、常に手をつないでいました。転倒防止用のザイルみたいなもんです。古びたボロボロのザイルですけど・・・。
ところが先日、一瞬の気のゆるみでザイルを手放したとき、その瞬間を狙いすましたように妻は転倒しました。車の多い国道ぞいの歩道を歩いているときでした。
背後であがった悲鳴に驚いて振り返ると、妻はコンクリートの歩道の上にうつ伏せに倒れていました。起き上がろうとしていましたが、もともと腕の筋力が弱いうえに、脚のどこかを痛めたようで起き上がれません。あわてて走り寄り、わきの下に手をいれて抱き起こそうとしましたが、くやしいことに90歳近くなった老爺の筋力では抱き起こせません。
地面に落ちた二匹の蝉のようにもがいていると、30歳代くらいの男性がやってきて、簡単に抱え起こしてくれました。
彼はそばの国道をオートバイで走っていて、私たちの窮状を見てわざわざオートバイを止め、助けにきてくれたのでした。
妻は痛そうでしたがどうにか歩くことができそうでした。
何度も男性にお礼を言って、そこから5分ほどの自宅までなんとか歩いて帰りました。
彼女は片足の膝と片頬をコンクリートに打ちつけたようで、傷ができていました。
彼女は82歳です。躓いてコンクリートの上に転倒すれば、手脚を折るか腰を痛めるかしてもおかしくはないのですが、そうならなかったのは不幸中の幸いでした。
一日休みましたが、翌々日からはデイサービスにも出かけられました。車で送迎してくれるので、ほとんど歩くところはないのですが・・・。
それにしても認知症は日々進行しますので、先が思いやられます。
当ブログは週1回の更新(金曜)を原則にしております。いつなんどきすってんコロリンと転んで、あの世へ引っ越しすることになるかもわかりませんけど、ま、それまではね。
