2019年3月29日 / 最終更新日 : 2019年3月30日 Hanboke-jiji 未分類 おちょくられた家庭教師(上) 春である。 クイズをひとつ。 この季節に圧倒的に多い新聞の折込チラシは何か。 学習塾のチラシ。 折込チラシの王者スーパーも劣等感を覚えそうなほど、この時期の予備校・学習塾関係のチラシは元気イッパイである。 そ […]
2019年3月25日 / 最終更新日 : 2019年3月25日 Hanboke-jiji 未分類 麻薬犬の昇進 麻薬犬といえば、ふつうは警察犬を思い起こすだろう。 だがわしは、まずカミさんの顔が目の前にでる。 というのは実は、彼女の顔が麻薬犬に見える時がちょくちょくあるからだ。どんなときかというと、洗濯をするときである。 […]
2019年3月22日 / 最終更新日 : 2019年3月22日 Hanboke-jiji 未分類 人間であることの不幸 今年百歳になる義母は若いころ大柄な女性だった。娘(わしの女房)が成人してからもなお、背は娘より少し高いくらいだったという。 ところが今はどんどん縮んで、頭が娘の肩くらいになっている。 作家の黒井千次氏(現在86歳) […]
2019年3月18日 / 最終更新日 : 2019年3月20日 Hanboke-jiji 未分類 口の中の一生 還暦近くまで、そんなヤツがこの世にいるとは知らなかった。 頭の毛とともに、50代が残り少なくなったある日のことだ。 下唇の裏側にチクチクする痛み感じた。そんなところが痛むのは初めての経験だ。 最初のうちは放ってお […]
2019年3月15日 / 最終更新日 : 2019年4月25日 Hanboke-jiji 未分類 恋の季節 いまは恋の季節である。 ・・・といってわしが年がいもなく “老いらくの恋” を告白しようとしているわけではない。そこんとこ間違わないでもらいたい。 アホ。そんな間違いをするマヌケがどこにいる […]
2019年3月11日 / 最終更新日 : 2019年3月11日 Hanboke-jiji 未分類 ウンコに名前をつける 前回の記事『物がモノノケになる』のなかで、こんなことを書いた。 老人に起きるさまざまなヤッカイなトラブルは、物が「モノノケ」になって老人にいたずらをするからだと。 わしが言ったのではない。ドイツ文学者で元東大教授・ […]
2019年3月9日 / 最終更新日 : 2019年3月9日 Hanboke-jiji 未分類 物がモノノケになる(「老人のみに起きるふしぎ」続編 ) 前回、「老人のみに起きるふしぎ」と題して、老人周辺で起きる “神隠し現象”、つまり突然モノが消える話を書いたら、知人のひとりからメールがきた。 ドイツ文学者・池内紀さんも、自著で同じようなこと […]
2019年3月4日 / 最終更新日 : 2019年3月4日 Hanboke-jiji 未分類 老人のみに起きるふしぎ この世には、老人にしか起きないふしぎな現象がある。 ”老人性異常現象” とわしは呼んでいる。 具体的にどんな現象かというと、老人の身辺でちょくちょく神隠しが発生するのだ。絶対なくなるはずのな […]
2019年3月1日 / 最終更新日 : 2019年4月6日 Hanboke-jiji 未分類 老いぼれボッカ(下) 必要があってこの年(81歳)でボッカ(荷物運び人)を仰せつかり、一念発起して体をきたえ、「備えあれば患いなし」とハナ高々だった・・・いう話を前回に書いた。 ところがその後、思いもしなかった事態が発生した。 そこで申 […]