大谷翔平選手はなぜ偉業ができたか
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が、「本塁打-盗塁:50-50」を達成したとき、日本の大新聞は号外を出した。
その後につづく各種報道も派手だ。
彼は今やまちがいなく「日本の輝く星」だネ。
なぜ彼は、そのような誰もなしえなかった “偉業” を成しえたのか。
・・・ということを書いた記事も数日後に現れた。誰かが書くとは思っていたけど・・・。
臨床スポーツ心理学者・児玉光雄氏は言う。
大谷翔平は「50-50」という結果を狙っていたのではない、と。
そういうのを狙うのは二流三流の選手だ、と。
彼が常に狙っているのは、球をバットの芯でとらえて一定の角度で飛ばすこと、・・・だそうだ。
彼はそれだけに集中している。
もし、心中「シーズン50本塁打-50盗塁」を狙っていたら、決して結果を出せなかっただろうという。
・・・なぜなら人間は誰でも、「『~しなければならない』と思うと、その重圧で体が思い通りに動かなくなる」からだと。
例によってわしの話はいきなりへなちょこホームランみたいに飛ぶが、わしは最近真夜中にトイレに起きると、そのあと寝られなくなることが多い。
寝られないと翌日がしんどいので、「寝なきゃ、寝なきゃ!」と思うから、よけい寝られなくなる。
心配ゴトが次から次へと頭に浮かんできて、輾転反側する。
これも老年になってから多くなった。
自分が肉体的・精神的に日々老いていく上に、確実に日々進行している認知症のカミさんを抱えていれば、先行きに楽しいことなど浮かんでくるわけないんダケドネ。
それはともあれわしが言いたかったのは、夜中に目がさえて寝られなくなるという昨今のわしの状態は、いま話した「大谷翔平の偉業の話」に通じるねぇ、ということ。
「~しなきゃ」と思うと、却って思い通りにいかなくなるところ・・・。
もちろん、わが「老い状態」が「大谷翔平」の偉業に並び称せられる・・・って言ってるわけじゃないスヨ。
ワザワザ断わることもないけどサ・・・。
当ブログは週1回の更新(金曜)を原則にしております。いつなんどきすってんコロリンと転んで、あの世へ引っ越しすることになるかもわかりませんけど、ま、それまではね。
彼のような息子を持ちたかった・・・
その後、体調はいかがですか。奥様もいらして大変な事も多い
でしょうが、二人一緒に居られるなんて幸せですネ。
私も、深夜あれこれと物思いをして眠っているのか、なんだか判らない夜を過ごして
います。
病で10キロ以上も痩せちゃって、83歳ですが、自分のシワシワの痩せた腕を見て
いぶりがっこ を連想しました。美味しそうなガッコです 笑
私が痩せたのはせいぜい4,5キロでしたが、10キロも痩せた
のでは大変ですね。想像できます。
我々の年齢になると、誰でも何らかの病気や故障が生じて、
なにかとつらい思いをさせられますね。
それも終着駅へ向かう行程の一過程でしょうから、文句を言っても
しょうがないんでしょうけど・・・。
まあ腹を据えて受け止める以外にないのでしょう。
お互いガンバリましょう。