夜眠れない問題の対策

眠れない老人

 今までにも何度か当欄で触れているが、夜トイレに起きたあと眠れなくなることが多い。(たとえば2025年7月11日の『夜練、ヤレヤレ、やってられん』)
 深夜眠れないでベッドの上でエンエン、モンモンとするのはあまり楽しくないし、翌日に良い影響も与えない。で、なんとかしたい、とここのところけっこうモンモンとしていた。

 前出の『夜練、ヤレヤレ、やってられん』でも対策をひねり出したが、効いたのは最初のうちだけだった。まもなくやめてしまった。元の木阿弥。(『夜練、ヤレヤレ、やってられん』はこちら)
 
 そんなわしを哀れと思ったわけではなかろうが、最近テレビで、「睡眠障害」をテーマにした番組がちょくちょく放送される。新聞にも記事が載る。もちろんそれらの番組や記事は見逃さないようにしているが、正直あまり参考にならない。つまり現実のわしの「眠れない問題」の解決に繋がらない。むしろ逆に、新しく入ってきた知識が気になって、つまり邪魔をして、却って眠れなくなる。わしの厄介な性格もあるのだが・・・。

 そこで深夜、暗闇のなかにたっぷり浮かんでいる時間を利用して、いろいろ対策を考えた。体は眠いのに眠れないのはなぜなのか、その原因は何か・・・をまず探ってみたのである。
 まちがいなく言えるのは、余計なことを考えることである。早くいえば心配ごとがつぎつぎ頭に浮かんでくるのだ。

 たとえば大きい心配では、「一度やっている脳梗塞が大規模に再発して体が麻痺したら・・・」とか、「度々くり返してお得意の“路上の転倒”をまたやってしまって、こんどこそ寝たきりになるのではないか・・・」とか、「そうなったらカミさん共々わしらは生きていけなくなる・・・」とか。
 小さいほうでは、安いときに買ったモロヘイヤを食べ忘れていることをなぜか突然思い出して、「冷蔵庫の片隅でジクジク腐りかけているのではないか・・・」と気になるとか、「明日は病院へ定期診察にいく日だが、爪を切り忘れていて垢が溜まっている、行く前にちゃんと切っておかなければ・・・」とか。

 明るいときに考えれば、バカバカしかったり、考えても仕方のないことだったりするが、深夜に闇の中で頭のなかに忍び込んでくると、こいつらはけっこう大暴れする。眠りをかき乱すのである。
 
 そんなどうでもよい考えごとなら、考えなければいいのだけど、考えまいとすればするほどよけい考えてしまう。入れ歯にくっついたチューインガムが離れないように・・・。

 そういうイケズなところが人間にはある。夜間、眠れないから眠ろうとすればするほど眠れなくなるのも、同じ理由だろう。
 ・・・ったくメンド臭い生きものだと思う人間は(…というか、わしは、と言うべきか)。
 
 しかし最近ついに、その面倒な相手をぎりぎりなんとか封じ込める方法をひねり出した。
 どんな方法か。
 (だいぶ長くなったし、疲れてもきたので、説明は次回に回すことにシマス。)
 

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