クレジットカードを不正使用された(中)
Amazonのプライム会員になったことがないのに、クレジットカードのわしの口座に、アマゾンからプライム会費の請求をされた。
これはいったいどういうことだ?!
・・・と、頭に「?」マークが3つ4つ放り込まれたところまで、前回に書いた。(前回はこちら)
わしは早速アマゾンに電話をかけた。
最近この手の会社に電話をかけるのは大仕事である。
まず電話番号がなかなか見つからない。正しくいえば、見つかりにくいところに押し込まれている。速くいえば隠してある。
ようやく探しだして電話しても、ほとんどは録音音声が応答する。「お問い合わせの内容に応じて、該当するナンバーとシャープ記号を押してください」というアレだ。それを何回かくり返す。
ようやく目的の部署にたどりついても安心はできない。ほとんどは「ただ今電話が混んでおります。後ほどお掛け直しいただくか、このまましばらくお待ちだくだい」と言われる。
このときの「しばらく」は「ながらく」と同じである。
また、「後ほどお掛け直し」しても同じことをくり返すだけなので、結局、切らずにそのまま待つしかない。
0120など無料通話の場合はまだいい。(時間なら当方腐るほどあるからね。しかし忙しい人はイライラするだろうねぇ)
もし有料通話だと、とても「このままお待ち」できない。なにしろ30秒ごとに約20円が消えていくからだ。ちょっと気をゆるすと、ひと言も用件を話さないまま何百円何千円が電話会社のフトコロへ飛んでいく
結局、電話は通じないのと同じ。
向こうさんも、無限に受付スタッフをふやすわけにはいかないから、やむを得ない面もあるだろうが、電話がつながらないほうが会社にとって都合がいい部分もある。で、戦略的にこの手を使っているケースもあるにちがいない。
うす汚いやり方だが、けっこう大きな会社でもやっている。
しかし、世界最大手のネット通販会社アマゾンは、「うす汚い」と言われるのは避けたい。
そこで別の手を使いだした。
電話番号は公表しないが、Webサイトの問い合わせフォーマットにこっちの電話番号を入れさせて、向こうから電話をかけてくるという方法。
少なくとも顧客を電話口で待たせてイライラさせ、印象を悪くすることは避けられる。フォーマットにあらかじめ質問内容を書かせておけば、返答内容も用意しておけるし、時間短縮にもつながる。さすが頭がいい。
この方法が用意されてることを知って、やっとアマゾンのカスタマーセンターに繋がった。 (そこでどういう面倒な展開になったかは、長くなるので次回で)
(次回はこちらから)
当ブログは週2回の更新(月曜と金曜)を原則にしております。いつなんどきすってんコロリンと転んで、あの世へ引っ越しすることになるかもわかりませんけど、ま、それまではね。