ボケモン島 - 島開き
頼みもしないのに、この世に犬のフンみたいに放り出されて80年。
そのフンが初めてブログというものを始めることにした。
そして今日はその投稿初日だ。いうならテープ切り。よれよれシワクチャのテープだけどね。
「プロフィール」や「ボケモン島の概要と住人」ページを読んでもらえば分かるが、わしの人生そろそろ終着駅に近い。
で、何かのひょうしにふと思うのよ。
「オレの人生、やたらジミでサエなかったな」と。
とりわけ、不動産屋のオヤジがとつぜん大国の大統領になって、肩で風切って地球をのし歩いている姿なんか見たりすると、あの野郎はやたら派手に生きとるが、それに比べてこのオレは・・・なんて思っちゃうのよ。「おまえなんかに比べられちゃ片腹痛い」ってヤツは言うだろうけどね。
ともあれそのついでに、オレの一生って何だったんだ!? この世に生まれてきて、オレはいったい何をしたんだ?・・・って思うわけよ。
そのへんでやめときゃいいのに、
「オレっていったい何のためにこの世に生まれてきたんだろ?」
なんてことまで考えちゃう。苦労性なんだ、もともと。
で、つらつら来し方行く末・・・じゃなかった「行く末」は近くの墓場に決まりだから、「来し方」のほうを振り返って見ると、これがもうな~にもないんだ。情けないけどオレの人生な~にもない。スースー空っ風だけが吹いてる。たしかに息はしてたが死んでた・・・つまりハナから生まれて来なかったのとオンナシじゃん、ってね。
こんなんじゃいくら考えたって、自分が何のためにこの世に生まれてきたのか・・・なんて分かるわけない。
分からんのに現にこの世に居る。というのは何となく尻のあたりが落ち着かん。それでいてそのうち、ガンとかノーコーソクみたいな奴に気軽に乗っ取られて死んじまうのかよ、って思ったら何やら釈然とせん。もやもやが残る。
で、世の迷惑も顧みず、このサイトでそいつを吐き出すことにした。
鬼が出るか蛇が出るか、オッパイがでるかチンチンが出るか知らんし責任もとらんが、とにかく放り出す。
縁あって訪ねて来たみなさんが毒っ気に当たって、あるいはボケが伝染して人生狂わせてもわしは知らぞ。あらかじめ断っておくからな。