カミさんはクセもの
わしのカミさんにはどうしても直らないクセがある。
クセというか、何と言うか・・・。
どういうことかというと、たとえば、何かやらなければならない大事なことがあるとする。
日時は決まっている。時間もたっぷりある。にもかかわらず、ギリギリになるまで何もしない。
で、いよいよその時になってから慌てふためく。狭い家のなかを走りまわる。駆けるめぐる。
その結果、どこかへ出かけるときなど、たいてい肝心なモノを忘れて家を出る。
たとえば観劇に行くのならチケットを、招待を受けて出かけるなら招待状を忘れて、玄関を飛び出す。途中で気づいて青い顔して戻って来る。
さすがにその直後は後悔し反省する。次からはこういうことにならないようにしようと思うらしい。そうなった試しはないけど・・・。
たとえば観劇に行くのならチケットを、招待を受けて出かけるなら招待状を忘れて、玄関を飛び出す。途中で気づいて青い顔して戻って来る。
さすがにその直後は後悔し反省する。次からはこういうことにならないようにしようと思うらしい。そうなった試しはないけど・・・。
そうしたことを、結婚以来、何百回何千回とくり返している。その継続力たるや並ではない。継続は力なり・・・っていうのかな。
わしはそういうカミさんを見ていて思う。
こうした人間のクセは治そうとして治るものではないナ、と
ゴキブリに、うざいから台所の床を走りまわるのはやめろ、と言うのと同じ。
最近知ったのだが、ある人(翻訳家)がこういうことを言っている。
「グズは魂と直結しているので、グズを矯正すれば魂も死ぬ」と。
グズだけではない。
人間は、そういうみずからの習性を昔から分かっていたらしい。それに関することわざや成句のたぐいがたくさんある。
こうした人間のクセは治そうとして治るものではないナ、と
ゴキブリに、うざいから台所の床を走りまわるのはやめろ、と言うのと同じ。
最近知ったのだが、ある人(翻訳家)がこういうことを言っている。
「グズは魂と直結しているので、グズを矯正すれば魂も死ぬ」と。
グズだけではない。
人間は、そういうみずからの習性を昔から分かっていたらしい。それに関することわざや成句のたぐいがたくさんある。
・栴檀(せんだん)は双葉より芳(かんば)し
・三つ子の魂百まで
・雀百まで踊り忘れず
・三つ子の魂百まで
・雀百まで踊り忘れず
まだある。
・漆剥げても生地は剥げぬ
・頭禿げても浮気はやまぬ
・カゼは治るがクセは治らぬ
そして極め付きは
・馬鹿は死ななきゃ治らない
・漆剥げても生地は剥げぬ
・頭禿げても浮気はやまぬ
・カゼは治るがクセは治らぬ
そして極め付きは
・馬鹿は死ななきゃ治らない
ほんと。身に染みるよ。
お知らせ
当ブログは週2回の更新(月曜と金曜)を原則にしております。いつなんどきすってんコロリンと転んで、あの世へ引っ越しすることになるかもわかりませんけど、ま、それまではね。
当ブログは週2回の更新(月曜と金曜)を原則にしております。いつなんどきすってんコロリンと転んで、あの世へ引っ越しすることになるかもわかりませんけど、ま、それまではね。
ポチッとしてもらえると、張り合いが出て、老骨にムチ打てるよ
わかるわ~!
実は、私のくせは、必ず大事なものを捨てているってこと(涙)
たいていの物はちゃ~んと置いてあるのに、いつも大事な物だけが無いの(涙)
なんでこうなるのか、どうしてもわかりません(涙)
不治の病・・・
じつはわしのカミさんも、ギリギリまでやらないことのほかに
もう一つ、大事なものを捨てる、あるいは見失うクセもある。
この間の引っ越しの時も、大事なものの多くを捨ててしまって、
あとになって地団駄ふんで口惜しがっていた。
しょうがないよね。クセは死ななきゃ治らないんだから。