2019年4月8日 / 最終更新日 : 2019年4月8日 Hanboke-jiji 未分類 続けることの大きさ 前回の記事『鬼の居ぬ間に洗濯すると』で、同じ食材・同じやり方で作っても、でき上がる料理はカミさんとわしとでは大きな差が出るという話を書いた。 改めて、カミさんの料理の腕前を知ったわけである。(前回の記事はこちらから) […]
2019年4月5日 / 最終更新日 : 2019年4月8日 Hanboke-jiji 未分類 鬼の居ぬ間に洗濯すると 義母は、これまではほとんど病気らしい病気をしたことはなかった。 ところが百歳がすぐ目の前になって、負けん気と提携して元気だった自立心に、さすがにやや翳りが見えはじめた。それとともに肉体の衰えも急だ。 で、女房が手助 […]
2019年4月1日 / 最終更新日 : 2019年4月1日 Hanboke-jiji 未分類 おちょくられた家庭教師(2) 前回からの続きです。(前回記事はこちらから) (前回は、学生時代、下宿の大家のおかみさんに、中学生の娘の英語の家庭教師をしないか、謝礼は毎回の食事・・・と言われて、引き受けたところまでだった。) 始めてみると、K子 […]
2019年3月29日 / 最終更新日 : 2019年3月30日 Hanboke-jiji 未分類 おちょくられた家庭教師(上) 春である。 クイズをひとつ。 この季節に圧倒的に多い新聞の折込チラシは何か。 学習塾のチラシ。 折込チラシの王者スーパーも劣等感を覚えそうなほど、この時期の予備校・学習塾関係のチラシは元気イッパイである。 そ […]
2019年3月25日 / 最終更新日 : 2019年3月25日 Hanboke-jiji 未分類 麻薬犬の昇進 麻薬犬といえば、ふつうは警察犬を思い起こすだろう。 だがわしは、まずカミさんの顔が目の前にでる。 というのは実は、彼女の顔が麻薬犬に見える時がちょくちょくあるからだ。どんなときかというと、洗濯をするときである。 […]
2019年3月22日 / 最終更新日 : 2019年3月22日 Hanboke-jiji 未分類 人間であることの不幸 今年百歳になる義母は若いころ大柄な女性だった。娘(わしの女房)が成人してからもなお、背は娘より少し高いくらいだったという。 ところが今はどんどん縮んで、頭が娘の肩くらいになっている。 作家の黒井千次氏(現在86歳) […]
2019年3月18日 / 最終更新日 : 2019年3月20日 Hanboke-jiji 未分類 口の中の一生 還暦近くまで、そんなヤツがこの世にいるとは知らなかった。 頭の毛とともに、50代が残り少なくなったある日のことだ。 下唇の裏側にチクチクする痛み感じた。そんなところが痛むのは初めての経験だ。 最初のうちは放ってお […]
2019年3月15日 / 最終更新日 : 2019年4月25日 Hanboke-jiji 未分類 恋の季節 いまは恋の季節である。 ・・・といってわしが年がいもなく “老いらくの恋” を告白しようとしているわけではない。そこんとこ間違わないでもらいたい。 アホ。そんな間違いをするマヌケがどこにいる […]
2019年3月11日 / 最終更新日 : 2019年3月11日 Hanboke-jiji 未分類 ウンコに名前をつける 前回の記事『物がモノノケになる』のなかで、こんなことを書いた。 老人に起きるさまざまなヤッカイなトラブルは、物が「モノノケ」になって老人にいたずらをするからだと。 わしが言ったのではない。ドイツ文学者で元東大教授・ […]
2019年3月9日 / 最終更新日 : 2019年3月9日 Hanboke-jiji 未分類 物がモノノケになる(「老人のみに起きるふしぎ」続編 ) 前回、「老人のみに起きるふしぎ」と題して、老人周辺で起きる “神隠し現象”、つまり突然モノが消える話を書いたら、知人のひとりからメールがきた。 ドイツ文学者・池内紀さんも、自著で同じようなこと […]