2018年6月8日 / 最終更新日 : 2018年6月27日 Hanboke-jiji 未分類 祖母 -わしのおばあちゃんは西郷隆盛が生きてる頃に生まれた- わしの祖母は明治5年生まれである。 明治5年生まれって、なんか凄くない? 明治維新の真っ最中だよ。ペリーの黒船が浦賀沖にやって来た(1953年)のだって、わずか20年ほど前だし、西郷隆盛が西南戦争を起こしたのは、こ […]
2018年6月6日 / 最終更新日 : 2019年2月25日 Hanboke-jiji 未分類 最も古い記憶はムンクの叫び 著名な小説家・三島由紀夫は、自伝的作品のなかで、「私は生まれた時の光景を憶えている」と明言して、“産湯の盥(たらい)のふちに射している日の光を見た” のが最初の記憶だと書いている。印象的なシーンである。 この例は小説 […]
2018年6月4日 / 最終更新日 : 2019年2月26日 Hanboke-jiji 未分類 はめられたら地獄・人間の罠 この6月1日から、日本でも「司法取引制度」がスタートした。 アメリカ映画でちょくちょく見る。捕まえた犯人を警察や検察がが取り調べるときに、共犯者の名前を教えたら罪を軽くしてやるとか、主犯者を逮捕できる証拠をくれたらお […]
2018年6月1日 / 最終更新日 : 2019年2月18日 Hanboke-jiji 未分類 ガラス戸の蛾 居間と庭のあいだを仕切るガラス戸だった。 畳1枚ぶんくらいある大きなガラスが嵌められた引き戸である。 わしはそのとき、そのガラス戸越しにぼーっと庭を眺めていた。 朝から何とはなく気持ちがうっ屈していて、いすの背も […]
2018年5月30日 / 最終更新日 : 2019年2月18日 Hanboke-jiji 未分類 政治家にクリーンは必要か 安倍内閣の支持率は、男と女によって大きな違いがあるという。 どの統計を見ても、女性の支持率は男性に比べておよそ10ポイント以上も低い。 どうして男と女でこうも評価に差がでるのだろう。 整形イケメン山盛りの韓流ドラ […]
2018年5月28日 / 最終更新日 : 2019年2月18日 Hanboke-jiji 未分類 目の前に巨人が立ちふさがったとき すでに辺りは暗くなりかけていた。 ふと気づくと、道の中央に大きな男が行く手をふさぐように立っていた。 足が止まり、のど元へ恐怖心がせり上がった。 男は30メートルほど離れた所からじっとこちらを見下ろしている。わし […]
2018年5月25日 / 最終更新日 : 2019年2月18日 Hanboke-jiji 未分類 キラレてキレる -老人受難時代(2)- 「うちの部長、なかなかキレる男でね」 「うちの専務、最近すぐキレるようになってね」 上の2つの会話文には、「キレる」という同じ言葉が使われているが、意味するところは違う。 そして高齢者に対して使われるときは、たいてい […]
2018年5月23日 / 最終更新日 : 2019年2月18日 Hanboke-jiji 未分類 破り捨てられるラブレター -老人受難時代(1)- 女はいくつになっても、「おばあちゃん」と呼ばれるのは嫌なようだ。 「ババア!」とか「くそババア!」とか言われるのが不快なのはわかる。 だが、「おばあちゃん」もしくは「おばあさん」には、ほんらい悪意も侮蔑もない。ただ単 […]
2018年5月21日 / 最終更新日 : 2018年5月21日 Hanboke-jiji 未分類 やるべきか、やらざるべきか、それが問題だ(2) ベランダにプランターを置いてトマトを育てようと、手引き書を図書館から借りてきて読んだら、たまたまその本には腰が抜けるようなことが書いてあった。 常識を飛び越えたその発想に刺激されて・・・というか猛烈に面白そうなので、 […]
2018年5月18日 / 最終更新日 : 2018年5月18日 Hanboke-jiji 未分類 やるべきか、やらざるべきか、それが問題だ(1) 最近、マンション住まいの人たちの間に、ベランダでプランター菜園というのをやるのが流行しているらしい。 世の流行にはあまり関心のないわしだが、じつは数年前、このプランター菜園にちょっと食指が動いたことがある。ちょうど今 […]