老人特性 パート2

巻貝とムツゴロウ

 前回、年をとるとガゼン増える 「背中のカユミ」について書いた。
 それにしても、どうでもいいことを書いてるねぇ。
 ・・・と言いながら、今回もその続き。(前回はこちらから)
 
 年をとるにつれ、ひんぱんに発生するものとして、背中のカユミを取り上げたからには、その同類というか、弟分の「耳穴のカユミ」を無視するわけにはいかない。

 これも、背中どうよう、何が原因か分からない。
 耳鼻咽喉科の医師なら、なにか特定の原因を指摘できるのかもしれないが、わしら一般人には、留守中に空き巣に入られたようなもの。突然、理由も前ぶれもなく、耳の穴の中が痒くなる。そのくり返し。
 
 耳の中になにか微小な生き物でも入ってきて・・・というのならまだ分かりやすいが、そういうケースはマレだ。というかまずない。

 多くは外耳道自体に、突如、なにか細胞組織的な変異が生じ、それが外耳の神経を微妙に刺激するのではないか・・・と勝手に想像する。
 
 とにかく耳穴のカユミは、突然やってくるのも背中のカユミと同じなら、その後の経過もほぼ同じ。
 弟分と称したゆえんだが、カユミが発生すると意識がそこに集中するので、カユミ感がいや増すのも同じ。
 で、そっちへ気がいくので、目の前で話をしている人の話も頭に入らなくなり、「あんた、聞いてるの?」とつれあいの目が三角になったりする。
 
 そういうマズイ状況の中でどう対応するか。
 とりあえず耳の穴に指を押し込む。
 ふつうはカユイ耳と同じがわの手の指を使うが、反対側の指を差しこむひとが皆無とは言わない。どの世界にも、人の反対をやりたがる人がいるから。
 
 5本ある指のうちどの指を使うかは、基本的には各自の自由。
 ただ親指を使うひとは多くないと思う。耳穴には大きすぎる。まあふつうは小指か人さし指を使用する。
 
「若鮎のような・・・」という言い回しがある。すらりと細い美しい女性の指をさすようだ。
 きれいな貝殻のような耳に若鮎を泳がせる・・・なんて図は悪くない。少なくとも巻貝にムツゴロウが頭を突っ込んでいる図よりはいい。
 
 耳に指を入れるのは、もちろんカユミに対処するためだが、この方法はカユミ対策としては今一つ・・・というところがある。
「痒い所に手が届く」という言い回しもあるが、まさに届かない感じ。
 空き巣が穴の奥のほうにいると、肝腎なところまで指が行かない。
 どうするか。
 
 一番いいのはやはり「耳かき」を使うことである。
 本来は耳垢の除去のための道具だが、耳穴のカユミ対策に使うと法に触れるわけではない。

 むかし子供のころ、どこかの老人が鼈甲製の耳かきを毛のいっぱい生えた耳に入れているのを見てゾクリとしたことがあるが、今はプラスチックや樹脂製のものも出回っているようだ。しかしわしは自然素材の竹製のものを好む。
 
 ただ、耳かきはスマホのように、外出の際いつも携帯しているとは限らない。
 そこで耳かきがわりに爪楊枝を使うことがある。とくに外食中に空き巣に狙われたときは・・・。
 先のとがっているほうはなんとなく避けて、反対側を使う。
 耳かきほどではないが、これはかなりの役に立つ。

 だが、不意に耳のカユミに襲われたとき、手近に爪楊枝さえないときはどうするか。
 
 ①手の指を穴に入れて激しくゆする。
 ②手で耳たぶをつかみ、強く引っぱる。(千切れないていどに)
 ③手のひらで耳の上を軽く叩く。(強過ぎると、三半規管など耳の器官を傷める可能性があるので、手加減が必要)
 ・・・こういうことをやると、多少カユミが治まる感じがする。気を逸らしてるだけかもしれないけど。
 
 ともあれ、年をとるとこういう余計なことが増える。
 シワやシミが増えるのと同じで、仕方がないと思って諦める以外にない。
 
 この記事を書くのに、家にある耳かきを手にとってツラツラ眺めていたら、「耳かき」の先と、前回に書いた「孫の手」の先が、ほとんど同じ形状をしていることに生まれて初めて気づいた。

 83年余も生きていながら、こんなことにも今まで気づかなかったなんて!
 ・・・などと反省したところで、何の意味もないコトは分かってます。この記事どうようにね。
 ご苦労さん。
 

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