2020年2月17日 / 最終更新日 : 2020年5月26日 Hanboke-jiji 未分類 色目を使う淑女犬 その犬は、スーパーの駐車場の端っこの方で電柱に繋がれていた。 犬に詳しくないので犬種は分からないが、全身がオシャレな感じに手入れされたスレンダーな大型犬である。いうなら “上流階級の品のいい淑女̶ […]
2020年2月15日 / 最終更新日 : 2020年3月25日 Hanboke-jiji 未分類 手前味噌は美味くない わしらがいま住んでいる所は、昔からある道が多く残っている。 道幅もさまざまだ。 クルマの免許証も自転車も手放したわしらは、日常、もっぱらこれらの道の上を歩いて移動する。買い物にも、医者通いにも、逢引きにも・・・ […]
2020年2月10日 / 最終更新日 : 2020年2月10日 Hanboke-jiji 未分類 考えると眠れなくなる -隣同士の格差- ふた昔ほど前に人気だった夫婦漫才のギャグに、「地下鉄の電車はどうやって地下に入れるのか、考えると眠れなくなる」というのがあった。 わしにもときどき考えると眠れなくなる疑問がひとつある。 いくら考えても答えが見つから […]
2020年2月7日 / 最終更新日 : 2020年2月7日 Hanboke-jiji 未分類 チンピラに肩を抱かれて テレビをつけたらドラマを放映していた。 サラリーマン風の中年男が、数人のチンピラに囲まれて脅されているシーンだった。 ふいに学生時代のある出来事が甦った。60年ほとんど思い出すこともなかったが、脳細胞のどこかに […]
2020年2月3日 / 最終更新日 : 2020年2月3日 Hanboke-jiji 未分類 蛸と凧はちがうぜよ 先だって、朝起きて最初に顔を合わせたとき、女房が気まずそうな顔をして謝った。 「きのうはすみませんでした。わたし、態度が悪かったと思います」 カミさんにはこういう殊勝なところがある。 成り行きで感情的になり、前回の […]
2020年1月30日 / 最終更新日 : 2020年1月30日 Hanboke-jiji 未分類 わが家の小悪魔 女というものはどこまでが天使で、どこから悪魔なのか、はっきり分からないものだ。ただこれだけは言える、我が家には悪魔がいる」 こう言ったのは、19世紀のドイツの大詩人ハインリヒ・ハイネである。 およそ男なら、この言葉 […]
2020年1月27日 / 最終更新日 : 2020年1月27日 Hanboke-jiji 未分類 人類を愛する人間嫌い 前回の当ブログで『ない袖は振れない』を書いた翌日、某新聞の社説記事が、わしの後頭部にガツンとゲンコツを与えた。少なくともわしはその社説に “神のゲンコツ” を感じた。あまりにもタイミングが良すぎ […]
2020年1月24日 / 最終更新日 : 2020年1月24日 Hanboke-jiji 未分類 ない袖は振れない 誰が言いだしたのか忘れたが、 「この世に人間は2種類しかいない。自己中の人間と、その上をいく自己中の人間だ」 という言い方がある。 このフレーズの一部を入れ替えれば、たとえば、 「この世に女は2種類しかいない。おし […]
2020年1月20日 / 最終更新日 : 2020年1月20日 Hanboke-jiji 未分類 コバエが飛んでいる 最近、目の前を時おりコバエが飛ぶ。 それもごくごく小さいヤツだ。羽ばたいているはずの翅さえ見えない。 そう、まるで黒ゴマ。黒ゴマがなにを血迷ったか空中に飛び出して、うろちょろ辺りをさまよっているように見える。ひ […]
2020年1月17日 / 最終更新日 : 2020年1月17日 Hanboke-jiji 未分類 アンレ、まあ 前回に続いて、もうひとつ新聞の読者欄の投稿から。 投稿者は、愛犬といっしょに散歩をするのが日課の人のようだ。 連れている犬が日本ではあまり見かけないタイプなので、すれ違う人からよく声を掛けられる。まず犬種を訊 […]