2023年8月18日 / 最終更新日 : 2023年8月18日 Hanboke-jiji 未分類 妻に優しくなるとき どうでもよい私事で恐縮だが、わしら夫婦は結婚して今年の10月で満56年になる。 改めて顧みると、よくも半世紀以上も続いたものだと、奇跡的に思う。 「奇跡的」という言葉は安易に使われる言葉なので、本当は使いたくないのだ […]
2023年8月11日 / 最終更新日 : 2023年8月11日 Hanboke-jiji 未分類 86歳老人の恍惚の瞬間 生きていることはシンドイが、シンドイばかりじゃない。 わしのように、人生の最終ステージに入って、色のない退屈な時間がだらだらと続く老いの日々を送っていても、時に、小さいけれど心動かされる事件(普通は事件とは呼ばない極 […]
2023年8月4日 / 最終更新日 : 2023年8月4日 Hanboke-jiji 未分類 人間に絡む見えない糸 今はまだ夏の盛りだけど、季節が移って秋が来ると、日に日に光が弱くなって、昼の時間も短くなっていく。 わしの年齢ぐらいまで生きた人間は、言うなら、そうした秋の日の残照のなかに佇んで、暮れてゆく風景をぼうっと眺めてい […]
2023年7月28日 / 最終更新日 : 2023年7月28日 Hanboke-jiji 未分類 デイサービスって、何をサービスするとこ?(下) 最近、「え、ほんと? こりゃ、うかうかしておれんな」と思うことが多い。 そのひとつが、現代日本社会の大問題である少子高齢化問題だが、その大問題の子分格として高齢者の認知症がある。 令和2年の厚労省の報告によると、「 […]
2023年7月21日 / 最終更新日 : 2023年7月21日 Hanboke-jiji 未分類 デイサービスって、何をサービスするとこ?(上) デイサービスって、何をサービスするところか知ってる? 決まってるじゃないの。「デイ」を「サービス」するところだ・・・なんて言わないヨ。それじゃ「アホ」って「ア」を「ホ」することだ、っていうのとおんなじだ。アホくさ。 […]
2023年7月14日 / 最終更新日 : 2023年7月14日 Hanboke-jiji 未分類 吼え声 その後 前回、封建的・家父長的男性の典型で、レキハク(歴史博物館)に飾っておいた方がいいんじゃないのって男を夫に持った女性の話を書いたら、けなげに一所懸命に生きている女性がもうひとり、すぐ近くにいることを思い出した。 今回は […]
2023年7月7日 / 最終更新日 : 2023年7月7日 Hanboke-jiji 未分類 人生はトントン? 認知症の家族が自由にざっくばらんに話し合う会で聞いた話を、5月26日の当ブログ『久しぶりに街でナンパされた』に書いたら、思いがけなく反響があった。今回紹介するのも、同じ集まりで聞いた話である。 その話をしたのは8 […]
2023年6月30日 / 最終更新日 : 2023年6月30日 Hanboke-jiji 未分類 暴れる窓 前回、風呂の話をしたので、ついでにもうひと風呂。 わしらどうよう古くなって使いづらくなった住家を、思い切ってリフォームしたら、ドジな失敗を二つやってしまった。その一つがバスタブの選択を間違えて “どざえも […]
2023年6月23日 / 最終更新日 : 2023年6月24日 Hanboke-jiji 未分類 どざえもん風呂 突然ヘンなことを訊くようだが、”どざえもん”って、漢字でどう書くか知ってる? ”土左衛門”。 江戸時代に「成瀬川なるせがわ土左衛門どざえもん」という四股名の角力取りが […]
2023年6月16日 / 最終更新日 : 2023年6月16日 Hanboke-jiji 未分類 色鮮やかな袈裟をまとった僧侶 この人はどういう人かよく分からんな、と思うことがときどきある。 わしにとってそういう人物のひとりに、ほとんど毎日のようにテレビで顔を見る林修という人がいる。 「いつやるの? 今でしょ!」 と叫んでとつぜん世の中に出 […]